建築士会CPD制度の概要

建築士会では、建築士会会員の知識、技術、に関する研鑽と倫理観の醸成のために、平成14年、自主的にCPD制度を始め、意欲的な会員の支持を得て、運営してきました。

平成21年1月5日施行の改正建築士法第22条の4の規定によりすべての建築士に対する研修を行うことが建築士会に義務付けられたことを受け、従来から行ってきましたCPD制度を大幅に改め、オープン化して非会員の方たちにも広く門戸を開くこととしました。

それは、CPDの実績データの行政機関での活用が、地方の建築工事での入札で広まっており、同じ施工現場で働く技術者として建築士にのみCPD が提供されている現状や、一部の建築士会では県からの要請で「建築施工管理技士」にもCPDを提供していたことなどから、全ての建築技術者に建築士会CPDを提供することに踏み切りました。

これまでのシステムを一新し、より利便性の高いICカードによる新システムを採用して、活用先の要望に応じて履修証明を容易に発行できるしくみとします。

建築士会CPD制度では、年間12単位(1単位1時間)以上を推奨しています。

CPD制度についての詳細は、公益社団法人日本建築士会連合会のページでご確認ください。