建築士会とは
建築士会とは、建築士法第22条の4の規定により都道府県知事により認められた建築士「建築のプロフェショナル」たちによる一般社団法人です。その会員は、教員・行政職員・設計者・施工者など、職種や立場が異なりながらも、それぞれの分野で「建築物」の質を高め、より安全で、より快適な住環境の実現に努力する専門家で構成されています。
建築士会は次の綱領を旗印に都道府県ごとに設けられ、これらを統合する団体として公益社団法人日本建築士会連合会がございます。
- われらの建築は 人類の幸福のため 最良の芸術たるべし
- われわれ建築士は 社会の発展のため 最新の指導者たるべし
- わが建築士会は 会員の向上のため 最善の団結たるべし
建築士会の活動及び業務は、第1に「建築士の品位の保持及びその業務の進歩改善」の目的のため、各種講習会を開催するとともに、連合会の主導のもとに「建築士会CPD制度」「専攻建築士制度」を設け、建築士の継続的な能力開発を支援しています。第2に、建築士の集まる団体であることから、本会は県などから建築士試験事務、建築士登録閲覧事務、定期講習の開催、被災建築物応急危険度判定士登録更新事務などの委託業務を行っています。その他、防犯性能の高い住まいの建設促進を目指す「防犯優良アパート・マンション認定制度」を行っています。